歯科医院で治療できる口臭
口臭には大まかに「生理的口臭」「飲食物による口臭」「病的な口臭」「心理的口臭」の4つに分けることができます。「飲食物による口臭」はニンニクやネギなど食べた際に感じる一時的なものです。「心理的口臭」は、本当は口臭がないにも関わらず、自分自身で口臭があると思い込んでしまう方に起こるものです。この中で、歯科医院で治療・介入できる口臭は「生理的な口臭」と「病的な口臭」の2つになります。
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Treatments
口臭には大まかに「生理的口臭」「飲食物による口臭」「病的な口臭」「心理的口臭」の4つに分けることができます。「飲食物による口臭」はニンニクやネギなど食べた際に感じる一時的なものです。「心理的口臭」は、本当は口臭がないにも関わらず、自分自身で口臭があると思い込んでしまう方に起こるものです。この中で、歯科医院で治療・介入できる口臭は「生理的な口臭」と「病的な口臭」の2つになります。
起床直後や空腹時、緊張時等唾液の分泌量が低下している際に起こる口臭です。常に口臭があるのではなく、1日を通して口臭を感じる時と感じない時があります。水分を積極的に摂取する、歯磨きをする等、生活習慣の改善でよくなる傾向があります。
鼻や喉、呼吸器系、胃などの消化器系の病気、糖尿病などの病気が原因で口臭が起きる場合があります。身体的な病が原因で起こる病的な口臭を改善する場合には、別途病院の受診が必要です。歯科領域で介入して治療ができるものは、虫歯・歯周病になります。どちらの病気も重症度が進むに従って強い口臭が起こります。
お口の清掃不良
プラーク等清掃不良が原因で口臭が起きている場合、においの原因となるプラークや歯石を取り除き、患者さん自身で綺麗にブラッシングできるように歯科衛生士が指導します。
口臭の原因は舌苔に付着した汚れ・細菌の固まりが原因であることが多いです。舌ケアの仕方を指導し、綺麗にすることで、口臭も軽減します。
3ヶ月に1回の定期検診では、患者さんのお口の清掃状態の確認、磨き残しの起こりやすい部分の指導を行ない、エアフローを用いて手磨きでは取り除けないバイオフィルムも除去します。
虫歯
小さな虫歯の場合、強い口臭は感じません。虫歯が進行してくると、徐々に強い口臭として感じやすくなります。神経にまで及ぶ重度の虫歯になってくると、より強い口臭として感じやすくなります。まずは口臭の原因となる虫歯を取り除くことが必要です。
神経まで及ぶ虫歯の場合、治療回数も延びるため、患者さんにかかる負担も大きくなります。ほとんど歯が残っていない、残根状態の場合抜歯後も治療をする必要があります。そうなる前に、未然にお口の異常に目を向け、治療を行うことが重要です。
歯周病
歯周病の口臭は、プラーク内で増殖した歯周病の原因菌が、揮発性硫黄化合物(VSC)のガスを放出することで起こります。歯周病は独特の口臭があり、人と会話をする距離でも口臭を感じることがあります。