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歯肉炎の原因はストレス!?引き起こされる理由と対策方法について解説

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ストレスはさまざまな病気やトラブルの原因ですが、歯肉炎を引き起こす可能性もあります。その理由と対策方法についてまとめました。ストレスを感じやすい方はぜひご参考ください。

ストレスで歯ぎしりがおこると歯肉炎のリスクが上がる

ストレスが原因でおこりやすいトラブルの一つに、歯ぎしりや食いしばりがあります。寝ているときにおこる無意識の噛みしめを歯ぎしり、起きているときにおこる噛みしめを食いしばりと区別しますが、どちらも歯やその周囲の組織にとって大きな負担を与えます。 とくに歯ぎしりは、起きている状態では出せないほどの力(体重の2~5倍の圧)がかかるため、放置しておくのは危険です。上下の歯を強くこすり合わせるタイプの歯ぎしりでは、歯が無理に動かされて歯ぐきが広がり、歯肉炎や歯周炎のリスクも高くなります。

当院では歯軋り・食いしばりの激しい方に「ボトックス」も行っております。

ボトックスはボツリヌストキシンと呼ばれる複合毒素を無毒化したタンパク質で、筋肉を弛緩させる作用があります。顎の筋肉に注入することで、歯ぎしり・食いしばりによる筋肉の緊張をほぐしてくれます。

https://kasukabe-kt-shika.yukenkai.com/treatment/treatment11/

ストレスがたまっているとお手入れも疎かになりやすい

「早く好きなことをしたい」「早く休みたい」という気持ちが強くなり、余裕をもってお手入れをすることが難しくなります。 磨き残しが多ければそれだけ歯肉炎のリスクが高まるため、気をつけなくてはいけません。また、磨く力が強まることでエナメル質が減ったり、歯ぐきが下がったりすると知覚過敏もおこりやすくなります。

ストレスが原因でおこる歯肉炎を予防するには?

ストレスによる歯肉炎を予防するのに効果的な方法は以下の3つです。

最低限の力で根元を意識して磨く

どんなに歯の頭を一生懸命に磨いても、根元に汚れが残っていれば歯肉炎を防げません。毛先がどこに当たっているのかを意識して磨いてください。 また、歯ぐきはエナメル質よりも柔らかく傷つきやすいため、最低限の力で磨くことが大切です。歯ブラシをグーで握るように持つと力が入りやすいため、鉛筆持ちにしましょう。

ナイトガードを使用する

ナイトガードは、就寝中に使用する歯ぎしり用のマウスピースです。上下の歯が接触しなくなるため、歯やその周囲の組織に負担がかかりにくくなります。 朝起きたときに顎のだるさや痛みを感じる方は、歯ぎしりをしている可能性が高めです。早めにナイトガードを作って使うようにしましょう。

食生活に気をつける

お口の中の菌は、食べ物や飲み物に含まれる糖を栄養にしています。摂取量が多ければそれだけ菌の活発化につながるため、注意しなければいけません。 キシリトールやアスパルテームなどの代用甘味料を使用したり、お口の中に糖が停滞している時間を短くしたりなど工夫が必要です。飲食後のお手入れは丁寧におこないましょう。

歯肉炎を早めに治療するとストレス軽減に役立つ

歯肉炎が悪化すると口臭が強まったり、歯周病に進行して歯ぐきからの出血の増加や歯のグラつきなどがおこったりします。それらは精神的なストレスにつながりやすいため、早めの治療がストレス軽減に役立つといっても過言ではありません。 歯肉炎を含む歯周病は、悪化しても強い痛みがほとんどでないため、患者様が気づきにくい疾患としても有名です。早期治療ができるよう定期検診は忘れずに受けるようにしましょう。

ストレスをうまくコントロールして歯肉炎を予防しよう

ストレスによって歯ぎしりや食いしばりが引き起こされると、歯だけでなく歯ぐきや歯根膜、歯槽骨への負担が増えて歯肉炎が誘発します。とくに歯ぎしりは負担がかかりやすいため、ナイトガードを使って早めに対処しましょう。 また、力任せの歯磨きは磨き残しがおこる原因です。歯ブラシの毛先が歯の根元に当たっていることを確認しながら磨くと、歯肉炎のリスクをおさえることができます。糖の摂取量にも気をつけながら歯周炎を予防しましょう。