あなたは大丈夫?歯周病になりやすい人にみられる特徴について解説
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歯周病になりやすい人にはいくつかの特徴があります。一つでも当てはまる方は既に歯周病に罹患している可能性があるため、一度検査をおすすめします。歯周病の発症や進行を防ぎたい方はぜひご参考ください。
改善が期待できる歯周病になりやすい人の特徴
清潔なお口を維持できない
歯周病の主な原因は、歯ぐきに付着した歯垢です。いくら歯を磨いても、歯の根本や歯ぐきに歯垢が残った状態では歯周病を防ぐことはできません。 毛先がどこに当たっているかを確認しながら磨くことが大切です。
喫煙習慣がある
たばこを吸うと歯ぐきの血行が悪くなり、酸素や栄養が十分に行き届かなくなります。その結果、歯周病のリスクが上がり、気づいたら歯周病になっていたというケースも少なくありません。 歯周病治療の効果が得られにくくもなるため、早めの禁煙がおすすめです。
お口をポカンと開ける癖がある
テレビを見ているときやボーッとしているときにお口を開ける癖があると、お口の中が乾燥して菌が活発になりやすい環境に変化します。 お口を閉じることを意識をして過ごすようにしましょう。
歯ぎしりをする
歯ぎしりは無理やり歯を動かす行為であるため、歯を支える組織に大きな負担をかけます。 起床時に顎のだるさや痛みを感じる方は、歯ぎしりをしている可能性が高いので専用のマウスピースの使用をおすすめします。
すぐの改善が難しい歯周病になりやすい人の特徴
糖尿病に罹患している
糖尿病と歯周病は相互関係にあり、一方が悪化すればもう一方も悪化する傾向にあります。 糖尿病に罹患していると、そうでない場合に比べて約2倍以上歯周病を発症しやすいことも分かっているため注意が必要です。
歯並びが悪い
歯がきれいに並んでいない状態は、歯ブラシの毛先がうまく当たりにくくなるため、歯周病のリスクが上がります。 歯並びにあった磨き方を身につけるか、矯正治療をご検討ください。
降圧剤や免疫抑制剤などの薬を服用している
とくに降圧剤は歯周病のリスクを高めるとされています。服用中の方はリスクをできるだけ抑えるための定期検診がおすすめです。
歯周病になりやすい人は定期検診で予防を
歯周病は虫歯とは違い、ある程度進行しても強い痛みを感じないため、発見が遅れるケースも少なくありません。今回ご紹介した特徴に1つでも当てはまった方は、積極的に検査や検診を受けて予防を心がけましょう。 当院では、歯周病の予防や治療にも力を入れています。歯周病の発症や悪化を防ぎ、歯を長持ちさせたい方は、ぜひ一度ご相談ください。